被災古墳の現在(いま)~熊本地震からの復旧~

平成28年4月の熊本地震は、熊本城や阿蘇神社をはじめ、県内の文化財に深刻な被害を与えました。
古墳も例外ではなく、釜尾古墳(熊本市北区)、井寺古墳(嘉島町)、石之室古墳(熊本市南区)など48基におよぶ古墳が被災しました。
発生から9年が経過した現在も、各自治体で復旧に向けた検討や整備が続けられていますが、作業の過程では新たな課題や問題点も見えてきており、復旧が完了していない古墳も少なくありません。
本展では、県内の被災古墳がこれまでどのように復旧してきたのか、現在どこまで進み、今後どのような姿を目指していくのかをわかりやすく紹介します。
また、未来に向けて古墳をどのように守り継ぐべきか、その可能性や課題についても考える機会となります。
熊本の歴史と文化財保護の“現在地”を知る貴重な展示です。