漫画家生活30周年 こうの史代展

『夕凪の街 桜の国』や『この世界の片隅に』。
静かながらも力強く、私たちの心に寄り添う物語を紡いできた漫画家・こうの史代。
その画業30周年を記念する初の大規模原画展が、ここ「マンガ県くまもと」で開催されます!
本展の凄さは、その圧倒的な「手仕事」の美しさにあります。
実はこうの氏は、アシスタントを置かずにたった一人で描いているのをご存知でしたか?
スクリーントーンに頼らず、一本一本の線で描かれた背景やキャラクターたち。
500点を超える原画の一枚一枚が、漫画の原稿という枠を超え、独立した「絵画」としての温もりと生命力を放っています。
会場では、ストーリーを通しで鑑賞できる「読める展示」や、貴重なデビュー前の作品も公開。
鳥が飛び、花が揺れる。
紙の上にどこまでも広がる優しくも逞しい世界へ、心の深呼吸をしに出かけませんか?