遠山昇司展 収蔵庫の鳥たち

「赤崎水曜日郵便局」など、記憶に残るアートプロジェクトを手掛けてきた八代市出身の映画監督・遠山昇司。
彼が美術館という空間を舞台に、新たな物語を紡ぎ出す個展「収蔵庫の鳥たち」が開催されます。
本展のキーワードは「鳥」。
遠山監督は、美術館に眠る収蔵品や自身の過去作を、カメラのファインダーを覗くように「鳥(トリ)ミング」し、インスタレーションとして再構成します。
シベリア抑留画家・宮崎静夫の作品と向き合った新作「鶴をひらく」や、博物館の鳥類剥製を用いたタイトル作。
さらに、小国高校の生徒たちと共同制作した映像「しろい息」では、若者たちの等身大の「生」が、三好達治の詩とともに鮮烈に映し出されます。
豪雨災害や戦争の記憶、そして未来への継承。
静謐な空間の中で、過去と現在が交錯する遠山ワールド。
私たちが忘れてはならない「大切な何か」を見つけに、ぜひ会場へ足をお運びください。
施設情報
- トイレ
- 授乳室
- バリアフリー
- 期間
- 2025年10月5日(日) ~ 12月14日(日) / 時間:10:00~20:00
- 所在地
- 熊本市現代美術館
- 料金
- 一般:1,300(1,100)円
シニア(65歳以上)1,000(800)円
学生(高校生以上):800(600)円
中学生以下: 無料
※ ( )内は前売/20名以上の団体/電車・バス1日乗車券、市電緑のじゅうたんサポーター証、熊本県立美術館友の会証、JAF会員証をご提示の料金
※ 各種障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)をご提示の方とその付き添い1名は無料
※ うぇるかむパスポートをご提示の方は無料 - ホームページ
- 遠山昇司展 収蔵庫の鳥たち
- お問い合わせ先
-
- 熊本市現代美術館
TEL 096-278-7500 FAX 096-359-7892 HP 熊本市現代美術館
- その他
- 休館日:火曜日
掲載日:2025年11月26日